本当にあった悲しいお客様集

ピーチブルームの帽子デザイナー入澤 恭子です。

帽子屋はじめて17年目なのですが、その間いろんなお客様に遭遇してまいりました。なかでもかなりへこんだお客さまのお話をば。

 

オーダーでお作りした帽子の返品・・・・

えーと、、、この帽子かぶって砂漠とか辺境の地に行かれましたか?絶対洗ってますよね?色とか落ちてるしぴったりおりたたんでますよね・・・・

完全に1年くらい激しく使用した感じのものの返品・・・

悲しかったー。ていうか、これ返品するかいっ!!!という感じのお客様。今なら言える・・・無理ですって・・・昔は若かった(笑)

 

フルオーダーの制作途中にいなくなる・・・・

ネットからのお客様で、デザイン画をかいてお送りして、生地サンプルをいくつかお送りして、決定。ということで仮縫いにはいるのですが、1回目の仮縫い(シルエットなどを確認してもらうために実際に型紙を作ってから別の生地で縫製)で少々修正。次の仮縫いの写真を送ったら返事は来ませんでした・・・・

悲しかった―。型紙作るのたぶんまる一日とかかけてるし、生地サンプル探しにも何件か生地やさん回ったし・・・・・返事こないからなにもいえん。

そんなことが何回かあったので、フルオーダーはサンプルの前に料金をいただくことにしました。

 

よくあるのが、オーダーで生地サンプルをお送りしたのに何の連絡もいただけない。というやつです。生地サンプル探しにわざわざ何件もお店を回ったりしてるんですけどね。いろいろとお客様のことを想像したりして結構楽しいんですが、生地送って(しかも何回も)それから連絡とれなくなるって結構へこみますよ。まあ型紙おこす前だからまだ傷は浅いですけど。

返事ください・・・気に入ったのが無いでもいいですし、他でいい帽子が見つかった。でもいいんです。

無視って悲しいから。
(最近ネットのニュースかなんかで、小学生がお米に向かって毎日有難うっていうのと無視するのを比べたら無視したほうはすぐに腐ったって話もあるくらいなんで/笑)

 

そんなわけで、まあこのブログを読んでいただいているごくごくまれな奇特なお客様はたぶんそのようなことはなさらないと思うのですが。(むしろ励ましのメールとかいただいてしまう。別に今へこんでるわけじゃなくて、お風呂はいってたら急に思い出したんでブログに書いてみただけですので大丈夫ですよー/笑)

そんなお話でした。(ていうか半年お待たせしてるお客様すいません。わたしが一番悪いのかも・・・)

小学生の時のお裁縫箱にはいっていたハサミ。愛用中。
(しかも兄の裁縫箱だから自分のではありません/笑。勝手にパクって使ってます。)

 

 

 

 

 

 

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ちっちゃなころからものづくりが大好物。趣味が高じてうっかり帽子デザイナーになってしまって21年。 【趣味】帽子作り全般・アコーディオン・料理・時代劇・バンド活動・植木・仕事

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