最近はオーダーメイドばっかりなPeachBloomの帽子デザイナー入澤 恭子です。
フルオーダーの帽子はゼロからスタート。
ということはどうしても、パターンからひかなければならないわけであります。
すごい時間かかるよーーーっ!!!(苦笑)
オーダーメイドの帽子は基本的に一個しか作りませんので。そのために型紙を作るわけです。
思い通りの形に早く近づくために、いろんな方法をとるわけですが、最近新たなる手法を編み出しました!!!(大げさ!笑)
立体裁断+手描き+イラレ+手描き。
いや、もうみんなやってるかもしれませんが・・・・
イラストレータってなんかね・・なんとなくね・・・手描きの方が早いわー。
と思い込んでいたんですが、合わせ技ですよ。
まずは、立体裁断で布地に書いたやつをスキャン。
多少のしわなんざ関係ないです。
スキャンしたやつをイラレでなぞります。
イラレって曲線のサイズがポンってでるからいいんですよね(要プラグインですが・・・)
手描きで紙でやってると、消して描いて消して描いての連続。
あっちをたてればこっちが立たずになるわけで(これ、パターンひいたことがある人じゃないとわからないかも)。
縫い合わせる同士のサイズが同じでないといけないんですよ。基本的には。
で、帽子は曲線が多い。なのでなかなか難儀。
スキャンした線をなぞりまくります。
なぞりまくったあとは、寸法を確認してじわじわサイズをあわせていく。
最後に合印なんぞつけて終了!!!
いや、これでやっとファーストパターンでこれから仮縫いです。
今のところ、この方法が一番早いと思う。
でも、何年か昔もそう思ったことがあって、それから「いや、やっぱり手描きのほうが楽だ」ってなって手描きの時代が到来。
そして、今、2回目のイラレ時代到来。いや、ちょっとまて、3回目かも(笑)
手描き時代⇒イラレ時代⇒第2次手描き時代⇒第2次イラレ時代⇒第3次手描き時代⇒第3次イラレ時代(←いまここ)
次、手描き時代が訪れてその次あたりはもう、イラストレータとかじゃない何か別のツールとかになってそう。タブレットとか。いや、スマホでパターンひけたりする時代が来るのか?
いや、もしかしたら、手描きのデザイン画をスキャンするとそのまんまパターンになってしまう時代とかがくるのかもしれない・・・・
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