ピーチブルームの帽子デザイナー入澤恭子です。
今日は帽子の木型の話。
帽子の木型って
こういうのね。木です。イチョウの木が多いみたい。だからちょっと臭いのもある。
で、これってなかなか買うのにハードルが高いし物理的にたっけーんだよ。値段が(笑)
というわけで、帽子を習い始めたころに挑戦したのが
これ。ハンズとかホームセンターで2センチ厚くらいの板を丸く切ってもらって層になるように木工用ボンドで貼ると、ほら木型(笑)
これもたまに使いますよ。
で、ほどなくして帽子の教室で教えていただいた、「チップ」というもの。
やたら手間がかかるけども自由度が高い。
バクラムという、植物の繊維を編んで作ったシートがあるんですけどもそれを何層にも重ねて縫っていくという。
https://www.peachbloom.com/peachirisawa_hat_life/4011.html
↑うちの教室でもお教えしてます。自由科でだな。興味ある方はどうぞ~(こちらから♪)
まあ、これはものすごい手間かかるからあんまりやりたくないんですけどね。でもやっぱり帽子作家たるものチップくらい作れないと~。っていう気持ちもわかるので止めませんけど。私も作ったことなければ絶対作ってみたいと思うし。でももう作りたくないです(笑)
バクラムがもう手に入らないから今はアレンジバクラムという代用品で作ります。(アレンジバクラムでは自分では作ったことないけど(笑))
次はバクラムがなくなった当時に作った
ボール紙。カルトナージュ的な感じで作ります。
この製法はあんまり複雑な形は難しいと思います。あと力がいるからあんまりやりたくない(笑)
やりたくない続きですが、
最近は
私はこれにしてます。ベースはなんでもいいから作りやすいもので作って樹脂塗って乾燥。
これはすぐできる。乾燥は一日かかるけど。
で、まあまあ丈夫。これで30個くらいスチーム当てて帽子作ったけど全然大丈夫だったし。
というわけで、木型っていってもいろんな作り方やら、いろんなものがあります。
まだ研究してるんですけど、7月まではごっつい忙しいからちょっと中断。
再開したらまたお知らせします(誰も期待してないと思うけど(笑))
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